メタボ 弊害

メタボの弊害と危険因子

 

メタボリックシンドロームはただの肥満のように見えますが、この病気だと診断された場合あらゆる生活習慣病の危険性が増していると言うことなので、
充分な注意が必要です。

 

女性は年齢をかさねると性ホルモンの低下により、ほとんどの方が更年期障害を迎え、
近年の研究により更年期障害はメタボと深い関係性があります。

 

メタボリックシンドロームが引き起こす弊害としての更年期障害の症状は

 

月経異常 頻発・稀発・閉経
自律神経障害 不眠・イライラ・憂鬱・頭痛
血管運動障害 ほてり・のぼせ・発汗・動悸
皮膚障害 皮膚・粘膜・乳房の萎縮
膣、尿道粘膜の萎縮 性交痛・尿道炎・膀胱炎・尿失禁・老人性膣炎
骨粗しょう症 関節炎・腰痛・肩こり・骨折
心血管系疾患リスク増大 脂質代謝異常・動脈硬化・虚血性心疾患

 

 

このような更年期障害ならではの症状が表れてきたら要注意です。
更年期障害は代謝の低下を引き起こすのでメタボになりやすいそうです。

 

メタボリックシンドロームの危険因子ひとつひとつには影響が少なくても、危険因子が重複することにより心筋梗塞・脳梗塞になる危険性が30倍以上も高くなってしまいます。

 

その他の危険因子として

 

  • 肥満

 

肥満とは体の中の脂肪の量が一定以上になった状態を言います。
人間の体は、おおまかに分けて水分、糖質、たんぱく質、ミネラル、脂肪などで出来ていて、体を形作る筋肉、骨、脂肪の割合を考えた時に一定以上の比率になることを肥満というそうです。

 

  • 高血圧

 

人間の体には隅々まで太い血管や細い血管が通っています。この血管に血液を送る大事な役目をするのが心臓で、心臓の心拍は人によって違いがありますが、およそ1分間に60~70回ほどポンプのように動脈へ新鮮な血液を送り出しています。
心臓が一番収縮し血液を押し出す瞬間が一番血管に強い圧力がかかり、このときを収縮期(最高血圧)と呼びます。
心臓が収縮した後には拡張をしますがこの時は血管にかかる圧力も一番低くなり、この時を拡張期(最低血圧)と呼びます。

 

収縮期血圧・拡張期血圧のいずれかが高い状態を高血圧と呼びます。

 

  • 高血糖

 

血液中のブドウ糖が過剰な状態を言います。
そうなると弊害として糖尿病になり、糖尿病になるとインスリンが分泌されなくなりブドウ糖が細胞に取り込まれなくなります。
又、肝臓や筋肉細胞がインスリンに対して感受性が低くなったりして、細胞内にブドウ糖が取り込まれる量が少なくなったりし、細胞に取り込まれなかったブドウ糖が血液中に溢れてしまいます。

 

  • 高脂血症(脂質異常症)

 

血液の中に脂質(脂肪)が多くなり過ぎる病気です。
人間の血液の中にはコレステロール、中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質、遊離脂肪酸の4つが含まれています。
血液中の脂質が増えることに自覚症状が無いので、そのまま放置すると動脈硬化に発展し、動脈硬化にも自覚症状が無いため心筋梗塞や脳梗塞などの発作が起こるまで気が付かないうちに病状が進んでしまいます。

 

これら[肥満][高血圧][高血糖][高脂血症]が重なった状態は、死の四重奏と呼ばれています。